ロンドンでの食事の思い出

はじめての海外旅行でロンドンを訪れた私は、うかつなことに事前に何も情報収集していなかったので、初日から食事をどこでどうとってよいものか困ってしまいました。

ベッドアンドブレックファーストの安宿に泊まったので幸い朝食だけはホテルのパンと紅茶で誤魔化せたのですが、昼になると土地勘も無い路地をうろうろして適当な店を探しました。
そのときふと看板にひらがなをつかった日本食レストランを見つけたので、そこでいくら丼をたべて「せっかく海外に来たのに…」とすこし残念な気持ちで昼食をとりました。

その日はそのあと地下鉄(環状線)に乗ってぐるぐる回っているうちに夜になり、ホテルに帰った後、フロントの人に近くのスーパーマーケットを教えてもらい、そこで買ったカット野菜とパンと牛乳とチーズとリンゴを部屋で食べました。パンとリンゴは問題なかったのですが、カット野菜は乾燥タイプだったらしくごわごわして胃もたれするし、牛乳もやたら濃い上に脂肪の塊のようなものが浮いていて違和感を感じました。チーズは間違えてパルメザンチーズの塊を買ってしまったのでしょっぱすぎて殆ど食べられませんでした。

2日目の昼はオシャレなオープンカフェにはいってメニューを写真で選び「ジスワン」と思い切って注文したものの、出てきた肉料理は食べてビックリの羊肉でとても口に合いませんでした。
そのショックでロンドンの食事はまずいという先入観が増大し、以降はマクドナルドばかり食べてしのぎました。

結局、5日目の最終日になって客引きされたインド料理店でカレーを食べ、やっと美味しい食事にありつけたという始末でした。
日本のカレーよりスパイシーで満足のいくものでよかったです。2012年に開かれたロンドンオリンピックでも海外メディアの人達はみんなカレー店に入り浸っていたというのを報道で聞き、深く納得しました。

人生でもう一度ロンドンを訪れる機会があればよく下調べしてフィッシュアンドチップスの美味しいパブでビールでも飲んでみたいです。